太田滋人 Shigeto Ohta (入社13年目)
入社のきっかけは「社長のなり方教えたるわ」と誘われたこと。
体験入社で社長に言われたことは二つ。
「技術を磨いて、よそよりも技術で勝る、良いものを作る」こと、そして「損をしてもいいから良い材料を使ってどんどん作れ。患者様のために材料はケチるな！」
こんな指示の中で、貴重な経験を積む事ができた。
迷わず、この会社へ入社。
会社で体験したこと
新しい物はどんどん導入する。大切なのは利益ではなくルール・信念。
自分に嘘をつかない。妥協しない。そんな、「理想」がここにはあった。
新人でも営業まで任される。はじめは不安だったが、営業にノルマはない。よそは分業制だが、ウチはマルチプレーヤーで好きなことが全部やれる。できる人は何をやってもいい。
できない人は叱られる厳しさもあるが、できるようになるまで社長がとことん付き合う。絶対クビにはしない。この13年そんな会社の方針が少しづつ分かってきた。
大手にはできない、心がこもった使いやすい製品を作りたい。日々その想いだけで仕事に向かう。
それが結局自分の力になった。「会社が潰れても叩き込まれたスキルがあるから自分一人でも何とかなる」それが心の支え。
でもやっぱりこの会社が好き。
社長はライバル。技術は負けない！
全て社長に教えてもらった。一定の水準になるまでは厳しい、いちいち指示が飛ぶ。
しかし、ある日突然社長は何も言わなくなった。
いつ頃だろう。
今は、社長がライバルと思っている。それを言うと社長は「まだまだ」というが、そう社員に言われることがうれしいのは表情でわかる。
いまは、本当にいい関係。社長は師匠であり、ライバルであり、よき相談相手。
やってもらったように全てを教えたい
新入社員が入ったら、やってもらったようにすべてを教えたい。そして早く「自立」して、思った通りの仕事ができるようになってもらいたい。「一人前」になるまでに10年かかると言われるこの仕事だが、ここではそんなのんびりしてはいられない。
やる気さえあれば５年で一人前にしてみせる。
やってもらったように持てるもの全てを、技術も知識も全て伝えたい。
そして、早く、良きライバルであり、相談相手でもある存在になって欲しい。
新入社員への想いはそんな想い。